◆2014年3月~2014年4月までの気になる記事②
①2014年3月28日配信 サンンショウウオ温暖化で小型化か気候変動による温度の上昇が、一部の動物で体長の変化を引き起こしている可能性があるとの研究結果が発表された。「Global Change Biology」誌に3月25日付で掲載された研究によれば、アメリカで温暖化と乾燥が進んでいる地域の野生サンショウウオが、過去50年あまりにわたって小型化しているという。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140328005
②2014年4月17日配信 絶滅危惧種のカメ繁殖に成功 野毛山動物園
横浜市立野毛山動物園(西区老松町)が絶滅危惧種「キバラクモノスガメ」の繁殖に成功した。同園によると、飼育や繁殖が困難な種として知られており、国内の動物園での繁殖成功は円山動物園(北海道)に次いで2例目。今夏の爬虫(はちゅう)類館のリニューアルオープンに合わせて公開するという。 同園によると、キバラクモノスガメはリクガメ科でマダガスカル島南西部にのみ生息。甲羅の黄色いクモの巣状の模様が特徴的で、甲羅の大きさは最大約15センチ。2012年12月末時点で国内の六つの動物園や水族館などで計17頭が飼育されている。
http://www.kanaloco.jp/article/69804/cms_id/75822
③2014年4月22日配信 他種の幼生に擬態 新型サンショウウオ
最近発見されたサンショウウオ、英名:ウォシタ・ストリームベッド・サラマンダー(Ouachita streambed salamander、学名Eurycea subfluvicola)は、外から見ると近縁種のメニーリブド・サラマンダー(many-ribbed salamander、学名Eurycea multiplicata)の幼生だ。しかし、この“驚くべき”両生類の中身は明らかに成体で、完全に発達した生殖器を持つという。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140422002
④2014年4月28日配信 担当飼育員の情熱結実 絶滅危惧種のカメ繁殖成功
横浜市立野毛山動物園(西区)で爬虫(はちゅう)類館を担当する飼育員の桐生大輔さん(44)が、国内の動物園で2例目となる絶滅危惧種キバラクモノスガメの繁殖に成功した。同館は一見地味な存在だが、これまでホウシャガメやハミルトンガメなど希少種を国内の動物園で初めて繁殖させた。最も絶滅の恐れが高いヘサキリクガメを唯一飼育するなど、国内でも指折りの施設だ。桐生さんは「繁殖技術の確立は絶滅からの保護につながる。今後も『種の保存』に取り組む」と話している。
http://www.kanaloco.jp/article/70483/cms_id/77919